高松城
みなさまごきげんよう、もちみです。
地球が暑すぎて汗ダクダクになりながら城めぐりをしておりますが、今回は初上陸の海城!
香川県の高松城に行って参りましたので、レポしたいと思います!
高松城ってこんなトコロ!
高松城は豊臣の四国制圧が終わった後、讃岐一帯を任された生駒親正が築きあげたお城です。
その後水戸黄門の兄、松平頼重が今残っている遺構を改修しました。
そして代々松平家がこの土地をしきっていたそうな。由緒正しい高松城。
冒頭の写真は天守台の上から撮った写真。香川の素敵な海が見えます。
外堀は高松駅の方まであったと言いますから、とても大きいお城だったのだと思います。
話は変わりますが、今回はなんとゲストが登場いたします。
頼んでいないのに勝手にお城の解説を買って出た、ボランティアのおっちゃん!!!
おっちゃん「ここ普通に見ると何にもないから、案内するよ。時間ある?」
もちみ「いやいやいや、あのまあ。櫓と門が見たいだけなんで。。。」
おっちゃん「おっけー、おっけー、わかった。時間あるんだね。じゃあ、天守台の方から見ますか。」
と断りきれず、強制連行。笑
こうして、おっちゃんとの冒険が始まります。。。
高松城の天守台をとくとご覧あれ!
大きくて、素敵な天守台ですね!
天守は空襲で焼けてしまったそうですが、嘆願書の署名がたくさん集まったので、それを文化庁に出せば正式に天守が再建されるそうです。
おっちゃん「あんたが生きてる頃には、再建されると思うよー。俺は死んでるがな!!!」
もちみ(コメントに困る)
おっちゃんが持ってたポスターには、「日本のモンサンミッシェル!高松城」と書かれていて、なんだかちょっと恥ずかしかった。笑
だって、別にモンサンミッシェルと比べなくても…高松城なりの良さがあると思うよ。笑
高松城の天守って?
高松城は「唐造り」という形のお城。
内廻縁(うちまわりえん)の造りの一つで、下階より上階の平面を大きく造って張り出させたものをいいます。
このような造りにすることで廻縁が雨に濡れないため耐久性◎
4重目の屋根がないので、4重天守として幕府に言い通すことができたのです。
いろいろと考えられているんですね〜
水門。
水門を下ろすと、内堀の水を調整できます。
高松は地震も少なく、瀬戸内海は穏やかなので津波の心配はないそうです。
だけど高潮が本当に怖くて、今でもほとんどの建物が少し高く作られているそうです。
四国で唯一、空港も海の近くにあえて作らなかったので、重要な避難場所になっているそうです。
これもおっちゃん情報。
高松城の重要文化財☆彡
そして私がすごく見たかったのはこれ!
月見櫓、付櫓、水手御門、渡櫓♡
月見櫓は、出入りする船の監視や藩主の帰りを待つところだったことから、着見櫓とも呼ばれていたそうです。
また、水手御門から藩主が船で参勤交代に向かったと言われています。
渡櫓。
だいぶ影が写真に写っちゃっているのですが、半分の線で石垣の積み方が微妙に違っているのが分かりますか?
左が生駒、右が松平が藩主になってから作られたものです。途中で作った人が変わっちゃったんですね〜
これはボランティアのおっちゃんが教えてくれました。
普通に見てたら気づかなかったかも。おっちゃんありがとう!
石の化粧や、刻印石をじっくり見させてもらいました。
日曜なら、中を見ることもできるのだそうです!
披雲閣。
おっちゃん「中に入っても、大きい広間しかないよ〜お金かかるし、こっち見てみな」
と言って見せてくれたのは中ではなくお庭。
ここは昭和天皇がご静養に来られたり、進駐軍が使ったりしていたこともあるんだって。
ガラスは特注品で、これが壊れたらもう作れないそうな。
ここでもおっちゃんとにかく石に詳しくて。
石垣好きな私としてはとてもありがたかったけど、難しくてよくわからなかった。笑
ブラタモリ見てても、なかなか石の名前が覚えられないんだよなあ(涙)
日々勉強ですね。
おまけ。
高松と言ったらうどん。
味庄さんにお邪魔してきました。
セルフのうどん屋さん、行ってみたかったんです。
天ぷらめっちゃ大きかった〜
小サイズだったけど、天ぷらが大きくてお腹いっぱい。
美味しいお店は駅から遠い所が多くて諦めていたのですが、ここは高松駅から3分で行けます!!
素敵なご夫婦でやられているお店なので、皆さまぜひ行ってみてください☺︎
味庄さん⇩
https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000528/
香川県のお城はこれだけにあらず。
丸亀城にも突撃してますので、次回はそちらの様子を書きます!!!
お楽しみに。
もちみ。